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安倍内閣は武士道にあらず
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作成日時 : 2007/08/23 10:26
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「政治武士道」
平沼赳夫〔著〕/PHPファクトリー・パブリッシング 2007.7.6発行
著者が郵政民営化に反対し屈辱的な誓約書の提出を拒み自民党に復党を許されなかった経緯や自分の政治経歴を語り、士(サムライ)の心で行動してきた自らの政治信条を披露している。
世の中には政治家と政治屋がおり、政治家は国家、国民、民族の安寧と平和を守る使命を持つが、政治屋はいわゆるポピュリズムで代表的な人物がヒットラーだとしているが、これが小泉を指しているのは言うまでもない。
小泉政治は過度なまでにアメリカの要求に忠実であり、そのために日本国民に犠牲を強いたと批判し、アメリカが日本に突きつけた年次改革要望書に従って、郵政民営化、建築基準法改正、司法制度改革、商法・証券業法改正が進められたとしている。
また小泉政治はは日本国家を忘れて格差を生み出し、皇室典範改正を持ち出すなど日本を愛していない言動が目立ち、今後は小泉政治が残した負の遺産を正しくしていくことが大切だとしている。
平沼に限らず国民新党の議員など自民党を離れた人のほうがまともなことを言っていると思うのは何故なのか?
自民党が己の意見も言えないような独裁的な党になってしまっているとすれば小選挙区の弊害が現れているとも言えるが、一度民主党も含めて政党を再編成する必要があるのではないだろうか。
来週の内閣改造が注目されているが、責任の取り方を知らない安倍は到底武士とはいえまい。
《書評ランク:☆☆☆》
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